2006年01月07日

簿記の知識はまったくありませんが・・・

ご質問をいただきました。

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ジョージ様

今日、初めてジョージさんのブログを見つけて、読みました。
引き込まれました。
質問があるのですが、返信をいただければありがたく存じます。

僕は公認会計士の試験を受験したいと考えているのですが、簿記等の知識はまったくありません。「公認会計士的」なことは何もしりません。
このような状態で、資格専門学校の公認会計士試験のための講座を受講することは可能でしょうか?
可能か?というのはちょっと曖昧なうかがい方ですが、つまりは、このような状態で受講するのと、簿記3級や2級くらいは取得しておいてから、受講したほうがいいものでしょうか?

あと、フルタイムで仕事をしているのですが、これは受験にとってかなり不利な要因になるでしょうか?不利であるとしてもあきらめるわけでもないのですが.....

以上、愚問ですが返信をくださいますようお願い申し上げます。

Posted by ジミー at 2006年01月04日 02:47
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ジミーさん、こんにちは。

メッセージをどうもありがとう。

以下にご回答を記しますよ。

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僕は公認会計士の試験を受験したいと考えているのですが、簿記等の知識は
まったくありません。「公認会計士的」なことは何もしりません。
このような状態で、資格専門学校の公認会計士試験のための講座を受講する
ことは可能でしょうか?
可能か?というのはちょっと曖昧なうかがい方ですが、つまりは、このような
状態で受講するのと、簿記3級や2級くらいは取得しておいてから、受講した
ほうがいいものでしょうか?(ジミー さん)
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誰でも最初はゼロからのスタートです。

あなたが何ゆえ公認会計士という資格・職業に興味を持たれたのかは分かりませんが、
何らかの結果を出せるか否かは結局のところ、あなたの意志力と行動力に
かかってくるのではないかと思いましたよ。

簿記検定については、以前、こんなご質問(↓)がありましたので、ご参考までにご紹介しておきますね。

◆【Q】とりあえず簿記は何級までとればいいですか?

★【A】力試しのつもりで簿記検定を受けるのは有意義です。
CPA2次に通る予定であれば、1級を受けてください。

実際に受験することで、本試験の前哨戦として、少なからず学ぶ
ところがあるはずです。

本番の緊張感になれておくことは、とても大事です。

ただ、1級に受からなければCPA2次に合格できないというわけ
でもないようです。
正直ベース、私は落ちました。(笑)

ただし、CPA本試験に臨む頃には1級に合格できるくらいの実力を
つけることです。

言い換えれば、CPA2次に焦点をあわせて学習を重ねていくと、
自然と1級以上の実力がつくということでもあります。

簿記1級は力試しであり通過点、CPA本試験に焦点を当てて、
合格をイメージしながら 学習を重ねていってください。(ジョ)


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あと、フルタイムで仕事をしているのですが、これは受験にとってかなり不利な
要因になるでしょうか?不利であるとしてもあきらめるわけでもないのですが.....
(ジミー さん)
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私と同じ時期に某大手商社にお勤めの部長さんが合格されてました。

彼は仕事を終えて後の夜や、出張先のホテルで勉強を継続し、合格されたとのこと。

正直、私が同じ立場だとしたら、そこまでやれただろうか?と空恐ろしく思ったことを憶えています。

ただひとついえることは、

人間、本気になれば、たいていのことは実現できるものです。

そもそも『自信』とは、「自分自身に対する信頼」と「自分の人生に対する信頼」
であると私は解釈しています。

『自信』を持ち、本気で取り組む覚悟をお持ちであれば、挑戦することは、
人生においてかなり価値あるものだと私自身、体感しています。


ただし、公認会計士試験に挑戦することそのものに迷いをお持ちであれば、
それは注意が必要です。

こんなやり取りも以前ありましたので、ご紹介しますね(↓)。


◆【Q】公認会計士を目指すべきかどうか迷っています。
がんばれば2年程度で受かるものでしょうか?


★【A】迷いがあるうちは手を出さないほうが良いです。
誰にでも勧められる試験ではありません。

中途半端に手を出すとやけどします。
すなわち、時間とエネルギーをムダに消耗して、敗北感とともに
心の傷を負い、得るところが少ないという悲しい結果になる
可能性が高いです。

中途半端な思いは中途半端な結果しかもたらしません。
どうせやるなら、

絶対合格する。
誰がなんといおうと合格してみせる。
たとえ世界中の人間が反対しようと、やり通してみせる。
石にかじりついてでも、やり抜いて、結果を出してみせる。

と、決意してください。
そこまで決意できたのなら、必ず合格します。

何年以内に合格できる、といったことは保証できませんが、
(そのように保証する人がいたら、その人は詐欺師以外の
何者でもありません)いつか必ず合格できます。

凡人の私は苦しみました。
苦しみましたが、いまはその経験に愛着すら覚えています。
その経験を通じてしか得られない、かけがえのない気付きと
学びを得ることができたからです。

同時に、達成感と自分の可能性に対する自信も大きな収穫でした。

すなわち、「人間、本気になればたいていのことはできる」
ということへの確信です

天才ではない凡人が何事かに挑むには、それだけの代償を
覚悟しなければならないのです。

覚悟が足りない人間には、さらに多くの代償が要求されます。
徹底した覚悟を持つことは、支払わねばならない代償を最小に
抑えるコツでもあるように思えます。(ジョ)



最後に私の好きなことばをジミーさんにお贈りしますね。

カルロス・カスタネダという人のことばです。


ただ一人自分に向かって尋ねてみるのだ「この道に心(ハート)は
あるか!?」と。心があればその道を行き、無ければいく必要はない。


posted by ジョージ at 12:14| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして。2ちゃんの時から拝見させていただいております。
実は私は今年で受験4回目なのですが、去年の今頃は不安で押しつぶされそうになっていました…(そして実際不本意な結果に終わったわけですが…)
今年はジョージさんの言葉に何度も救われました。
「不安を感じるヒマがないくらい、勉強に没頭すること」…今までの私に最も欠けていたことです。本当にハッとさせられました。
もうすぐ本試験ですが本当にいい状態で試験場に乗り込めそうです。
ジョージさんには本当に感謝です。
試験がんばってきますね!

質問とかじゃなくてすみません…
Posted by 通りすがりの侍 at 2006年03月26日 22:16
初めまして。
TACに通う者です。
最近このブログを見つけ、心強いお言葉に勇気付けられております。突然ですがご相談したく、コメントいたします。

簿記が基礎マスター位から辛くなって、もはや何をどうしたらよいのか分からなくなってきました。
ジョージさんの効果的な学習方法などありましたら教えていただけないでしょうか。

お手の空いているときにでもお答え頂けたら幸いです。よろしくお願いいたします。
Posted by 簿記に片思い at 2006年05月27日 15:15
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